自動車の年間維持費はどれぐらい?車種別にまとめてみた

“その他”に関するねだんのこと

2018.02.16

「もう少し大きなクルマにしたいけど、維持費はどれぐらい増えるんだろう?」、「マイカーがほしいけど、購入後にかかるお金がわからない……」。クルマは、生活に欠かせない道具である一方、購入費用に税金に車検に……と、なにかとお金がかかるだけに不安も多いものですよね。


でも、ある程度“維持費の目安”があれば不安も軽くなるのでは? そこでクルマのタイプ別に維持費の目安を出してみました。

クルマの維持にかかる費用とは

まずは、クルマを所有するにあたって必要な費用をおさらいしてみましょう。


車両購入費用

ローン金利(ローン購入の場合)

自動車税(年1回)

重量税(車検ごと)

自賠責保険(概ね車検ごと)

自動車任意保険(契約により月払い、年払いなど)

点検費用(法定点検年1回、法定費用+整備費)

車検費用(隔年、新車時のみ3年。法定費用+整備費)

駐車場代(賃借の場合、毎月)

燃料代(ガソリン、軽油)

その他整備費、消耗品費用(タイヤなど)

【車種別】年間維持費シミュレーション

今回は、車両購入後にかかる一般的な維持費の概算を、3種類のクルマをモデルケースに出してみました。まずは、先に挙げた必要な費用を当てはめてみます。


※自動車保険は6等級新規/26歳以上/車両保険なしを想定

※燃料代は、ガソリン1Lを130円、月間走行距離を800km、車種別燃費を軽乗用車:15km/L、コンパクトカー:12km/L、ミニバン:9km/Lで計算


これらの費用をわかりやすくするため、すべて「1年間当たり」で計算してみると、次の表のようになります。


こちらは維持費のみなので、実際にはこの他に車両の購入費用がかかります。また、自動車保険や整備費用、駐車場代、燃料代は、車種や加入条件、走行距離、年式、消耗具合などで大きく変わってきます。


たとえば、消耗品交換の必要があまりない新車や新しめのクルマなら、車検時の整備費用はもっと低くなる可能性がありますし、燃費のいい車を選べば年間維持費の中でも大きな燃料代をさらに抑えることが可能です。


純粋に購入後の維持費だけを考えると、月当たり軽乗用車で3万円前後、コンパクトカーで3万~4万円、Lクラスミニバンで4万円~5万円が、車両購入費用の他にかかると考えておくと、クルマの購入や買い替えの際の目安となるでしょう。


なお、電気自動車の場合、走行にかかる電気代はご家庭で契約している電力会社のプランによって異なるため一概には言えませんが、定額の充電サービスプランや無料の充電スポットを利用することで、走行コストを抑えることができます。

クルマの維持費はトータルコストで考えることが大事

ここまで車両購入後の維持費について考えてきましたが、クルマにかかる必要は車両購入費用も含めたトータルコストで考えることが大事。あとどのぐらいクルマにお金をかけられるかどうかで、買うべきクルマの価格が見えてくるでしょう。


また、「軽乗用車=維持費が安い」と考えがちですが、車両の購入価格まで考えると、コンパクトカーのほうがトータルで安くなることも。軽乗用車でも上級モデルになると、コンパクトカーを超える価格の車種もあるものです。また、30万円の中古車を買ったとしても、1年で乗れなくなってしまうようでは、年間コストは30万円です。一方200万円の新車を買って5年間乗り、50万円で売却したとしても、年間コストは30万円で同じ。


「維持費を押さえたいから軽乗用車に」、「お金がないから安い中古車で」と絞らずに、広い視野でいろいろなクルマを検討してみると、より理想的なクルマに出会える可能性もあります。年間維持費と車両購入費、2つの面からトータルでクルマにかかるお金を考えてみてくださいね!


<監修>
木谷宗義
クルマメディアを中心に活躍する編集者/ライター。
自身で年間約100本の記事を執筆する他、クルマメディア運営のコンサルティングや編集業務にも携わり、年間300本以上の記事を担当。自動車メーカーの公式コンテンツなども手がける。

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