実は危ない!?あなたの生活習慣のリスクをチェックしてみよう!
“病気”に関するねだんのこと
2023.09.01
見出し
9月は「健康増進普及月間」
厚生労働省は、今年も9月1日から30日までの1か月間を「健康増進普及月間」と定め、全国的に普及啓発活動をおこないます。普段は健康についてあまり深く意識はしていなかった方も、健康増進普及月間を機に生活習慣病の特性への理解を深め、運動・食事・禁煙などご自身の生活習慣を見直すよい機会でしょう。
実は危ない?あなたの生活習慣レベルをチェック!
健康増進のためには、自分の生活習慣レベルを把握することが重要です。まずは、セルフ健康チェックでご自身の生活習慣レベルをチェックしてみましょう!
いかがでしたか?次は、セルフ健康チェックの結果をもとにご自身の生活習慣病のリスクを確認してみましょう。それぞれのタイプに合わせたおすすめのレシピも掲載しているので、ぜひ試してみてください。
次は生活習慣病のリスクをチェック!
偏食傾向タイプ
朝食抜きや偏った食事は、肥満になりやすく、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌や働きが悪くなるため血糖値が上昇しやすく、2型糖尿病発症のリスクになることがわかっています。
油っぽいものは適量にし、肉や魚、卵などのタンパク質、食物繊維の多い野菜を、特に朝食でしっかり摂るようにしましょう。野菜ジュースで補うのもおすすめです。 また、食事の量が多い人や濃い味を好む方は、塩分や脂質が多くなり、高血圧や高脂血症のリスクが高くなります。市販の食品は商品に記載の栄養成分を気にしたり、麺類などはスープを残すだけでも減塩の効果があります。
上記に当てはまる偏食傾向タイプのあなたにおすすめのレシピはこちら!
肥満傾向タイプ
BMI25以上を肥満といいますが、25未満でも内臓脂肪が蓄積して腹回りが大きく、血圧や血糖値、中性脂肪が高めになると、メタボリックシンドロームといって、さまざまな生活習慣病の出発点にいる状態です。肥満は見た目の問題ももちろんですが、蓄積した脂肪が作り出す物質によって、健康被害をもたらします。
肥満は体質や環境も大きく影響するためすぐには減量するのは難しいですが、長い寿命を健康的に過ごすために、食事や運動を含めたライフスタイルを見直すことから始めましょう。
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運動不足タイプ
運動不足が続いて消費エネルギーがあまると肥満になります。肥満は、すべての生活習慣病の出発点です。運動不足でやせ型の方は、筋力や心肺機能が低下することで、サルコペニアやフレイルといった、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
運動不足の方は、普段から階段を使ったり。休日に散歩をしたりするようにします。また、家事の活動量は意外に多いようです。座っている時間の長い方は、30分の内3分程度体を動かすことをおすすめします。
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健康志向タイプ
規則正しくバランスの取れた食事を心掛け、適度な運動で筋力の維持や体重も管理されていますね。今は、健康診断の結果も優良でしょう。ただ、ライフステージが変化する中で、現在の食事や運動を続けることは大変難しいことです。
今まで継続してきた「食事や運動に気を付けるという意識」を持ち続けることが大切です。定期的な健康診断を忘れないことも重要です。
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不規則な生活タイプ
睡眠不足や睡眠の質が悪いと、肥満や2型糖尿病、心臓病発症のリスクになることが分かっています。夜更かしを控えて、規則正しい生活が睡眠を改善します。忙しく休養が十分に取れないと、ストレスがたまり、さまざまな生活習慣病の原因となります。
趣味やスポーツなど、自分なりのストレス解消の方法を探してみましょう。また、電子タバコを含めて喫煙の習慣は、 生活習慣病やがん発症のリスクであり、さまざまな病気を悪化させる原因でもあります。禁煙外来で治療したり、禁煙をサポートするアプリなどを活用するのも良いでしょう。
上記に当てはまる不規則な生活タイプのあなたにおすすめのレシピはこちら!
監修
わだ内科・胃と腸クリニック
院長 和田 蔵人先生
共済でも生活習慣病に備えよう
保険(共済)の中には、がんや急性心筋梗塞、脳卒中のいわゆる「三大疾病」をはじめ、糖尿病、肝硬変、慢性じん不全、慢性すい炎といった「生活習慣病」を幅広く保障するものがあります。生活習慣病は誰にでもリスクのある身近な病気であり、長期間の治療を要することも多いため、できるだけ早いうちから備えることが重要です。継続的な治療による様々な経済的負担を見据えて、生活習慣病への備えを検討してみてはいかがでしょうか。