あなたの家が土砂災害危険地域かも!?ハザードマップを確認しよう
“家と車”に関するねだんのこと
2023.06.22
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ハザードマップについて知ろう!
ハザードマップとは、過去の災害データや地理情報をもとに起こりやすい災害を予測し、被災想定地域や避難場所、避難経路などを表示した地図のことです。防災マップやリスクマップ被害予測図と言われることもあります。
実はハザードマップは、役所の窓口や各自治体のホームページで簡単に確認することができるのです。
国土交通省が公開している「ハザードマップポータルサイト」を使うと、日本全国のハザードマップを閲覧することもできます。日本各地のいろんな災害に対する危険性を、「住所で検索」と「災害種別を選ぶ」の2ステップで調べることができます。
自宅周辺の災害リスクについて調べ、家族や近隣の人々と共有しておくと、防災対策に活用できます。
実際の災害事例
令和2年(2020年)7月豪雨
令和2年7月4日から7日にかけて、九州で記録的な大雨が降りました。球磨川などの大河川で氾濫が相次ぎ、熊本県を中心に大きな被害がありました。
この豪雨では、被害総額が約6,000億円となりました。
令和元年(2019年)東日本台風
令和元年10月、台風の接近により、東日本を中心に記録的な大雨をもたらしました。
この災害では被害総額が約1兆8,800億円にものぼりました。
平成30年(2018年)7月豪雨
西日本を中心に、全国的な豪雨となりました。岡山県倉敷市真備町では大規模水害が起き、8か所の堤防が決壊しました。
この豪雨では、被害総額約1兆1,580億円の被害額となりました。
土砂災害から身を守るために気を付けたいこと
土砂災害から身を守るため、以下のことを心がけましょう。
お住まいの地域の災害リスクをハザードマップで確認しましょう。土砂災害警戒区域や土砂災害危険個所に該当する場合には、特に注意が必要です。避難経路や避難場所についても確認しておきましょう。
雨が降り始めたら、土砂災害警戒情報に注意。警戒レベル4相当が避難の目安となります。自治体からの避難指示に従いましょう。
首相官邸公式HPにある「土砂キキクル」では、「土砂災害発生の危険度の高まりを地図上で5段階に色分けして表示したもので、常時10分毎に更新しています。(首相官邸ホームページより引用)」
土砂災害が発生し、避難が必要になった際は特に注意が必要です。
避難場所まで避難をする余裕がある場合は問題ないですが、一刻も早くその場を逃げなければならないときは、土砂の流れとは直角の方向に逃げるようにしましょう。
土砂の流れと同方向に逃げてしまうと、土砂に巻き込まれてしまうリスクがあります。
スマホのバッテリーの節約をするのも欠かさずに。できるだけ長い時間連絡手段を確保するために、避難時には以下のことを必ず実施しましょう。
・明るさを下げる
・低電力モードにする
・起動中のアプリを終了する
・音量を下げる
・Bluetoothをオフにする
災害後のことを考えると、大切な自宅への備えも必要です。台風や大雨による風水害、火災や落雷、地震などによる建物への損害は、共済で備えることができます。この機会にハザードマップを確認をするとともに、共済への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
火災はもちろん地震にも備えられる建物・家財などの保障