【車種別】自動車の年間維持費の金額を調べてみた

“家と車”に関するねだんのこと

2021.03.03

「もう少し大きな車にしたいけど、維持費はどれぐらい増えるんだろう?」「マイカーがほしいけど、購入後にかかるお金がわからない」。車は生活に欠かせない道具である一方、購入費用、税金、車検……と、なにかとお金がかかり不安も多いものですよね。


でも、ある程度“車の維持費の目安”が分かれば不安も軽くなるのではないでしょうか。そこで車のタイプ別に維持費の目安を出してみました。

車の維持にかかる費用とは

まずは、車を所有するにあたって必要な費用をおさらいしてみましょう。


・車両購入費用
・環境性能割ー購入時ー
・消費税ー購入時ー
・ローン金利ーローン購入の場合ー
・自動車税ー年1回ー
・重量税ー車検ごとー
・自賠責保険(共済)ー概ね車検ごとー
・自動車任意保険ー契約により月払い、年払いなどー
・点検費用ー法定点検年1回、法定費用+整備費ー
・車検費用ー隔年、新車時のみ3年。法定費用+整備費ー
・駐車場代ー賃借の場合、毎月ー
・燃料代ーガソリン、軽油ー
・その他整備費、消耗品費用ータイヤなどー

【車種別】年間維持費シミュレーション

今回は、車両購入後にかかる一般的な維持費の概算を3車種をモデルケースにして算出してみました。モデルケースとしたのは、「軽乗用車」、「コンパクトカー(排気量1.5L以下)」、「Lクラスミニバン(排気量2.5L以下)」を新車で購入した場合です。まずは、先に挙げた必要な費用を当てはめてみます。



※エコカー減税による減免は考慮せず
※自動車保険は6等級新規/26歳以上を想定
※燃料代は、ガソリン1Lを130円、月間走行距離を800km、車種別燃費を軽乗用車:18km/L、コンパクトカー:15km/L、ミニバン:10km/Lで計算


これらの費用をわかりやすくするため、すべて「1年間あたり」で計算してみると、次のようになります。



こちらは維持費のみなので、実際にはこのほかに車両の購入費用がかかります。純粋に購入後の維持費だけを考えると、月あたり軽乗用車で3万円前後、コンパクトカーで3~4万円、Lクラスミニバンで4~6万円が必要ということです。車の購入や買い替えの際の目安にするとよいでしょう。


ただし、自動車保険(共済)や駐車場代、燃料代、整備費用は、車種や加入条件、場所、走行距離、年式、消耗具合などで金額が大きく変わってくるので注意してください。


なお、電気自動車(EV)の走行にかかる電気代は状況にもよります。家庭で充電する場合は契約している電力会社のプランによって、外部で充電する場合は充電サービスのプランによって異なります。

車の維持費はトータルコストで考えることが大事

ここまで車両購入後の維持費について考えてきましたが、車にかかる必要は車両購入費用も含めたトータルコストで考えることが大事です。あとどのぐらい車にお金をかけられるかどうかで、買うべき車の価格が見えてくるでしょう。


また、「軽乗用車=維持費が安い」と考えがちですが、車両の購入価格まで考えると、コンパクトカーのほうがトータルで安くなることも。軽乗用車でも上級モデルになると、コンパクトカーを超える価格の車種もあるものです。また、30万円の中古車を買ったとしても、1年で乗れなくなってしまうようでは、年間コストが30万円になります。一方、200万円の新車を買って5年間乗り、50万円で売却したとしても、年間コストは30万円と同じに。


「維持費を押さえたいから軽乗用車に」「お金がないから安い中古車で」などと絞らずに、広い視野でいろいろな車を検討してみると、より理想的な車に出会える可能性もあります。


年間維持費と車両購入費、2つの面からトータルで車にかかるお金を考えてみてくださいね。

車を購入したら自動車保険(共済)への加入も検討しよう

車を購入する際には、快適に安心して走行するためにも自動車保険(共済)への加入も検討しましょう。


車の維持費やトータルコストを抑えるには、さまざまな保険会社(共済団体)の自動車保険(共済)を比較して選ぶのも大事。日頃どのくらい車を利用するのか、どのくらいの補償がほしいのか、などを考えながら、自分に適した自動車保険(共済)を選んでみてくださいね。


<監修>
木谷宗義
自動車編集者/SNSプランナー。自動車関連メディアで年間300本以上の制作・編集する他、企業SNSのプランニングや運用を担当。その他、自動車コラムニストとして自身でも執筆する。type-e inc.代表取締役。

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