田舎暮らしを気軽に体験!ツアーやサービスまとめ

“その他”に関するねだんのこと

2017.03.24

「慌ただしい都会生活から離れて、自然に囲まれた田舎暮らしをしてみたい……」。そんな暮らしを考えたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に住んでみたらどんな生活になるのかは気になるところ。今回は、田舎暮らしの実態と、気軽に田舎暮らしを体験できるツアーやサービスをご紹介します。

最近話題の田舎暮らしだけど、実際のところどうなの?

一口に田舎暮らしと言ってもタイプはさまざま。まずは、代表的な田舎暮らしのメリット、デメリットを紹介します。


持ち家に定住

憧れの田舎暮らし、せっかくならば持ち家がいい! という方も多いのではないでしょうか。実際に、中古の物件であれば、条件次第で1000万円以下で一軒家を購入できる場合もあります。一方で、安く購入しても、後から修繕するべき箇所が見つかり、結果的に高くついてしまうことも。物件を選ぶ際には、実際に暮らしてみたときのことをより具体的に想像してみることが大切でしょう。


賃貸物件に居住

田舎暮らしを考えていても、「いきなり家を買うのはちょっと……」という悩みから、一歩踏み出せずにいる方は、賃貸の物件を検討してみては。地域によっては1カ月の家賃が3万円以下という物件も多くあり、田舎暮らしのはじめの一歩としては踏み出しやすいといえるでしょう。一方で、こういった形の居住は地域の住人からは仮住まいだと思われ、ご近所付き合いに苦労することもあるようです。


二地域居住

都市部と地方の両方に居住地を持ち、週末やシーズンだけ地方で暮らすなど、二つの地域を行き来するスタイルです。別荘と混同されがちですが、地域社会に関わることが基本となるので、地域交流をしたいという人には適したスタイルといえるでしょう。一方で、都市部から離れすぎてしまうと、二地域居住を続けること自体が難しくなってしまいます。二地域居住を目指す人は、片道3時間程度で行き来可能な場所を検討すると良いでしょう。

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夢のねだん

気軽に田舎暮らしを体験できるサービスやツアーが実はこんなに!

田舎暮らしをしようと思っても、実際にどんな生活になるかは体験してみなければわからないものです。「知らない土地での暮らしってどんな生活だろう?」「私にもできるかな……?」そんな疑問や不安を解消するために、多くの地方自治体では気軽に田舎暮らしを体験できるサービスやツアーを提供しています。


●自由に生活体験をしたい方向け


【石川県】ちょい住み体験ステイ “加賀東谷”でスローライフ!

国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されている石川県加賀東谷地区の「ちょい住み体験施設」。赤瓦の屋根に煙出しを持つ伝統的な農家が緑豊かな風景に溶け込む、まさに「田舎暮らし」といった様子。施設に滞在中は自由なプランで田舎暮らしの生活を体験できます。

利用期間 : 2泊3日~1カ月(詳細は要相談)

お申し込み : 希望する日の30日前まで


【富山県】富山への移住をご検討の方~とやま暮らし体感プラン~

富山県に定住しているコンシェルジュがヒアリングをもとにプランを組んでくれるうえ、田舎暮らしに関する相談にも乗ってくれる、まさに至れり尽くせりな田舎暮らし体験。知らない土地への不安や、そもそもどこを見ればいいのかわからない、といった田舎暮らし希望者のニーズに応えてくれます。

利用期間 : 個別に対応

お申し込み : 富山くらし・しごと支援センター富山オフィスへ


●体験プラン付きでいろいろと楽しみたい方向け


【栃木県】矢板市就農・定住者促進事業~かまわぬ暮らしやいた~

築110年を超える古民家での田舎暮らしが体験できます。敷地面積は約300坪で50坪ほどの畑では季節ごとの作物を育てられます。さらには農業体験もセットになっているため、農家の方に農業のいろはを教えてもらうことも。

利用期間 : 1カ月から最長3年間

お申し込み : FAXまたはE-mailで受け付け


【鹿児島県】移住体験ツアー2泊3日 in 鹿児島県出水

2泊3日で、農業体験、農家民泊、市内の医療、商業、公共施設の見学など、より実生活に近い環境の移住体験ができるツアー。民泊先も、高原にある茶畑に囲まれた家、みかん農家、養蜂家、Uターン移住した農家、などご自身の理想とする暮らしと照らし合わせながら選ぶことが可能。

利用期間 : 2泊3日

お申し込み : 電話・FAX・E-mailのいずれかにて


田舎暮らしに興味を持ってはいるものの、やはり移住後の生活に不安がある方は多いはず。そんなときはまず、こういった体験ツアーに参加してみるのも一つの手でしょう。田舎暮らしを体験してみることで、理想と現実の差に気づくかもしれませんし、田舎暮らしというものがぐっと現実味を帯びたものになるかもしれません。なかには日帰りで気軽に体験できるツアーなどもありますので、より気軽に田舎暮らしへの一歩を踏み出せるのではないでしょうか。


参考 :
農林水産省 都市農村交流・対流総合対策広域ネットワーク推進事業 「田舎暮らし入門」

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