おいしい野菜を家で栽培。家庭栽培を始めるために必要なものはコレ!

“その他”に関するねだんのこと

2017.07.14

自分で作った野菜は安心安全で、手間暇かけて育てた分、格別なおいしさがあるものです。とはいえ、野菜作りはハードルが高いと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、家庭栽培を始めるときに必要な準備や、初心者におすすめの野菜を紹介します。

家庭で野菜を栽培すると、こんなメリットが!

家庭で野菜を栽培するとどんなメリットがあるのでしょうか。いくつか挙げてみましょう。


安全面の安心が大きい

「食の安全」について取り沙汰されることも増えた昨今、家庭栽培は自分で野菜を育てるので、その成長過程や生育環境をすべて把握することができます。家族のことを考えて、農薬を一切使わない無農薬野菜を育ててみるのもよいですね。


食育に役立つ

小さなお子さんがいらっしゃる方は、お子さんと一緒に野菜を育ててみることもおすすめです。自分で野菜を育てることで愛着がわき、野菜嫌いを克服するきっかけになるかもしれません。


食費の削減につながる

近年、気候の変動によって野菜の価格高騰が続いています。野菜が高くて買うのをためらってしまうという方も、自宅で野菜を栽培すれば、食費を節約しながらさまざまな野菜を楽しむことができます。

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いったい何が必要なの?家庭栽培を始めるための準備

メリットがたくさんある家庭栽培。今すぐにでも始めたくなった人のために、実際に家庭栽培を始めるのに必要なものと、初期費用の目安についてご紹介します。


プランター:250円程度

マンションのベランダなどで育てる場合、必要になるのがプランターです。プラスチック製や木製など素材の違いや、大きさの違いによって育てられる作物の種類が変わってきます。育てる野菜の種類や大きさ、環境によって最適なものを選びましょう。


土、肥料:500円程度

野菜を育てるためには良質な土が欠かせません。土と肥料をそれぞれ用意してもいいですが、初心者向けに肥料入りの土も販売されているので、そちらを利用するとより簡単に家庭栽培の準備ができるでしょう。


シャベル:500円程度

プランターに土を入れたり、苗を植えたりするのに使います。


じょうろ:500円程度

水やりの際に必要になります。あまり大きすぎるものを買うと、水の重さで水やりがしにくくなってしまうこともあるので、適度なサイズのものを選びましょう。


苗、種:100円程度

育てたい野菜の苗や種を用意しましょう。初心者でも育てやすい野菜は、次の章でご紹介します。


これらの道具は、100円ショップで買えるような安価なものから、大型のプランターになると2〜3万円するものまで幅広く用意されています。手軽に道具をそろえることができる一方で、安すぎる土では野菜が育ちにくいなどといったデメリットもあるようです。お財布と相談しながら、適切なものを選びましょう。

まずはこれから! 初心者オススメの野菜

家庭栽培の準備を整えたら、さっそく野菜を育ててみましょう。とはいえ、初めての野菜作りで、どんな野菜を育てればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。初心者でも育てやすい、オススメの野菜を紹介します。


ミニトマト

植えつけ時期:5月から6月頃

収穫時期:6月から9月頃

プランターでも育てやすいミニトマトは、家庭栽培の定番。収穫時期になるとたくさんの実がなるので、そのまま食べたり、サラダのトッピングにしたりと、食卓を彩ってくれること間違いなしです。


オクラ

植えつけ時期:4月から5月頃

収穫時期:開花から7〜10日程

暑い地域が原産のため、暑い環境でも元気に育ちやすい野菜です。果実の成長が早いため、花が咲いてから1週間ほどでどんどん収穫できるようになります。深く根をはる野菜でもあるので、プランターは深さのあるものを用意するといいでしょう。


チンゲンサイ

種まき時期:4月から9月頃

収穫時期:種まきから約40〜45日程

チンゲンサイは種からでも育てやすい野菜です。「せっかくだから種から育ててみたい!」という方は、まずはチンゲンサイから挑戦してみるとよいでしょう。



自分で手間をかけて育てた野菜は、スーパーなどで買ったものとはまた違ったおいしさがあるものです。これから暖かくなるこの季節、ぜひ家庭栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。


参考 :
JAさが「お手軽家庭菜園」

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