お金、病気、介護…。老後の生活に不安はつきもの。
そんな“不安”の実態をのぞいてみましょう。
現在支給されている年金の種類を
すべてお答えください。
回答者には会社員・公務員として働いていた方が多く、約8割の方が2階建てである厚生年金を受給しているようです。自営業やフリーランスであれば、1階建ての国民年金のみに。こうした場合には、自助努力でのさらなる備えが必要になりますね。
毎年いくらの公的年金を
もらっていますか?
200〜300万円未満という割合が一番多く、次いで100〜200万円未満という結果になりました。月換算すると、8.3〜25万円と人によって差が生じています。金額は、現役時代の保険料の納付状況により異なりますが、いずれにしても現役時代よりも収入は少なくなります。
月々の生活費はどのくらい
かかっていますか?
平均20〜25万円未満の生活費がかかっていると答えた方が多いようです。なかでも一番かかっているのは、食費という結果に。住居費が2.6万円と低めなのは、持ち家でローンが完済しているため。ローンの支払いが残っていたり、賃貸に住み続けるのであれば、さらに住居費が上乗せされます。
あなたの毎月の生活の収支は、
プラスですか?マイナスですか?
約4割の方が貯蓄を切り崩しているという結果に。切り崩している金額で最も多いのが、3万円〜5万円未満。思わぬ病気や怪我になれば、さらに赤字家計に転落してしまうかも。
現在の収入(年金)に毎月あといくらあれば 生活にゆとりがでると思いますか?
最も多かったのは、8万円以上あれば生活にゆとりがでると回答。「旅行やレジャー」「趣味や教養」や「日常生活の充実」など、今までやりたくても時間がなくてできなかったことなど、充実したセカンドライフを送りたいと思っているようですね。
老後生活で不意にかかってしまう
思わぬ出費は何ですか?
病気・医療費が最も多く、次に、冠婚葬祭費と続きます。高齢になればなるほど病気や怪我はつきもの。大病の場合には公的保険だけでは対応しきれず、医療費がかさむと貯蓄が一気に少なくなってしまいます。ただでさえ貯蓄が目減りしていく老後生活。まとまった出費は相当な痛手になるかも。
最低の生活費は、月20〜25万円未満の方が多い結果になりましたが、やっぱり、ゆとりある老後を送りたいと思うと5〜8万円くらいの上乗せが希望のようです。ゆとりに対する具体的イメージはひとそれぞれ。早いうちに定年後は何をして過ごしたいか、セカンドライフの計画を考えて、必要な金額を計算しておくとよいでしょう。また、思わぬ病気や怪我となってしまえば、さらに貯蓄の切り崩しも。備えのためのお金も考えておく必要があります。
豊かな老後のために、
JA共済がサポートします!
充実した老後を想像して、
今からできる備えを考えて
みましょう!