台風被害で頼れる災害保険は火災保険!補償範囲や注意点についてまとめてみた

“その他”に関するねだんのこと

2019.03.14

自然災害に備えるための保険を総称して「災害共済・保険」と呼びます。日本は自然災害が多い国なので、災害共済・保険をうまく活用することでより安心した生活を手にすることができます。


日本に多い自然災害のひとつに台風があり、夏から秋のシーズンにかけて多く発生します。


世界で発生する台風の数は年間で平均約87個ですが、そのうちのおよそ3割、実に約26個が日本近海で発生しています。日本近海で発生した台風のうち、毎年平均で日本には約11個が「接近」、約3個が「上陸」しています。この数字が最も多かったのは2004年で、接近が19個、上陸が10個となりました。


台風は家屋や農地、交通網などに損害を与えます。ここでは、

台風によって想定される被害はどのようなものか

台風に備えた災害共済・保険にはどのようなものがあるか

について見ていきたいと思います。

台風による被害は風災・水災・落雷

台風は、強い風と雨を伴った自然災害です。台風によって被る被害を大まかに分けると風災・水災・落雷の3つとなります。それぞれ詳しく見てみましょう。


風災

台風時には極めて強い風が吹き、建物を損壊させるおそれがあります。「家の塀が倒れた」「屋根の瓦が吹き飛んだ」「風で飛んできた物が家の窓ガラスを割った」等々、これらはすべて風災となります。


水災

台風によって降水量が激増すると、いくつもの自然災害が引き起こされます。洪水や高潮による床上・床下浸水。土砂崩れによる物的損害・人的被害。農地の流失や冠水……これらはすべて水災に当たります。雨漏りによる家屋の損傷も「水災」の扱いとなります。


落雷

“落雷”と聞くと、「稲妻を直接受けて家や木が破損する」といった被害を想像しがちですが、落雷でもたらされる被害はそれだけではありません。「落雷による電圧の変化でパソコンなどの家電製品が壊れてしまった」「近所に落ちた落雷で火災が起こり、家に延焼した」など、これらも落雷による被害として扱われるのです。

台風対策は共済や保険でカバー!

台風で起こる被害に対して有効なのは「火災共済・保険」です。火災共済・保険は「火災」という名前がついているので勘違いされがちですが、火災をカバーするだけの保険ではありません。多くの「火災保険」は、風災・水災・落雷も補償範囲に含んでいます。つまり、火災保険に入っておけば台風による損害に備えることができるのです。


もちろん、風災・水災・落雷を補償範囲に含んでいない、純粋に火災だけに備えた「住宅火災保険」などもあります。


火災共済・保険と呼ばれるものには、会社やプランによってさまざまなものがあります。それぞれ補償範囲の細かな部分や補償する金額などが違うので、ご自分にあったプランを選択するといいでしょう。


火災共済・保険の掛け金は、補償対象の金銭的価値(建物や家財がいくらになるか)によって異なってきます。たとえば木造の建物と耐火造の建物を比べた場合、木造のほうが火災に見舞われるリスクが高いので掛け金も高くなります。

共済・保険に加入する際の確認ポイント

自分にあったプランを検討する際に気をつけておきたいポイントは、「補償対象」、「補償範囲」、「補償金額」です。


「補償対象」とは「何に対して保険をかけるか」です。この対象は“建物”と“家財”の2種類に分けられます。“建物”は住んでいる家全体のことです。瓦の屋根、塀、家の壁などがこれにあたります。一方“家財”は家具や衣類、家電製品、自転車などのことを指します。


このうち、特に家財を補償の対象とする保険を「家財保険」と呼びます。火災保険の内容によっては家財保険がセットになっているものもあります。


たとえば、JA共済の火災保険「建物更生共済 むてきプラス」を例にとってご説明すると、同プランでは建物を補償しますが家財の補償はされません。家財を補償する場合は「建物更生共済 むてきプラス My家財プラス」というプランを選択するとよいでしょう。


「補償範囲」は、「どういった災害・損害に備えるか」です。「建物更生共済 むてきプラス」では火災や台風などによる風災・水災・落雷に加えて地震、盗難、ケガが補償範囲となった火災保険です。このような総合的な火災保険もあれば、補償範囲がピンポイントに絞られたものもあります。


また、「補償金額」は、「ある災害で被害を被った場合、どのような計算を元に補償金額が支払われるか」です。こちらも共済・保険の内容によってさまざまなので、きちんと確認が必要です。


補償の対象・範囲・金額、さらにこれに加えて「掛け金」。この4つをポイントに検討していけば、ご自分にあった共済・保険が選べるはずです。複数の保険・共済を比較してみるのもよいでしょう。初めて保険・共済に加入する人は、慣れないことばかりで戸惑ってしまうかもしれませんが、その場合は気にするべきポイントを上記の4つに絞って見ていくといいかもしれません。


参考:
JA共済 建物更生共済 むてきプラス
http://www.ja-kyosai.or.jp/okangae/product/home/index_2.html

一般財団法人JICE 国土技術研究センター「台風の進路にある日本」
http://www.jice.or.jp/knowledge/japan/commentary11

特定非営利活動法人 気象キャスターネットワーク お天気ぼうさい探検隊
http://www.bosai-weathercaster.jp/

損保ジャパン日本興亜 「補償内容:落雷」
https://www.sjnk.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/sche/thunder/

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