バブル期のサラリーマンと今のオレ。どっちが小遣い多いの?

“その他”に関するねだんのこと

2016.10.28

奥さんに毎月お小遣いをもらっているサラリーマンの中には、毎月のお小遣いに対して「ちょっと少ないなぁ」と不満を持っている人も少なくないはず。お小遣いが増えない大きな原因は、バブル崩壊以降長く続く不景気のせいで給与が増えていないからだと思ったことはありませんか?では、日本が好景気に沸いていたバブル期は、やはりお小遣いも今よりずっと多く、みんな羽振りが良かったのでしょうか。今回はそんな疑問についてリサーチしてみました。

そもそも「バブル景気」とはどんな時期だったのか

まず「バブル景気」についておさらいしましょう。日本で株価・地価などの資産価格が大幅に上昇し始めた1986年12月から1991年2月までの51カ月間を「バブル景気」と呼んでいます。


バブル景気まっただ中の1989年には、日経平均株価が3万8915円の史上最高値を記録しました。現在の日経平均株価と比べれば、いかに当時が好景気だったかがわかるでしょう。


バブルを経験した人に当時の様子について尋ねてみると、「企業で内々定をもらうと、他の会社の選考に行かないようパーティに招待された」「給与が毎年上昇していた」「投資で損することはまずなかった」といった答えが返ってくるほど。当時の日本は、大学卒業後に就職先に困ることもなく、就職後も安定的に給与は増え、若いうちは貯金せずに使うだけ使っても大丈夫という感覚を持っている人が多かったようです。


参考:[毎日新聞社]戦後70年

バブル期と今のサラリーマンのお小遣いを比較してみよう

「ライフスタイルラボ サラリーマンのお小遣い調査30年白書」(新生銀行)によると、1986年〜1990年の男性サラリーマン(20~50代)の場合、お小遣いの平均額は5万7814円。しかもピーク時の1990年には、なんと平均額が7万7725円!


2016年現在のサラリーマンの平均お小遣い額が3万7873円なので、今よりも2〜4万円も多くお小遣いをもらっていることがわかります。大変うらやましい時代ですね。


お小遣いが2万円も多いなら、バブル時代のサラリーマンと現在のサラリーマンではその使い道も違うでしょう。


現在の男性サラリーマンのお小遣いの主な使い道は以下の通りです。


<お小遣いの使い道として必要不可欠なもの(2016年)>※複数回答

1位 昼食代(50.5%)

2位 趣味の費用(29.2%)

3位 嗜好品(タバコなど)代(28.5%)

4位 飲み代(28.2%)

5位 携帯電話代(27.4%)

6位 雑誌・書籍代(20.8%)

7位 車関係・ガソリン代(20.6%)

8位 喫茶代(15.6%)

8位(同率) 身だしなみのための費用(15.6%)

10位 遊興費(14.9%)

参考:[新生銀行] 「2016 年サラリーマンのお小遣い調査」結果


さて、バブルまっ最中である1989年のサラリーマンのお小遣いの主な使い道は?


<お小遣いの使い道として必要不可欠なもの(1989年)>※複数回答

1位 飲み代(53.0%)

2位 昼食代(42.9%)

3位 書籍・雑誌代(26.7%)

4位 趣味の費用(24.1%)

5位 服飾費(20.3%)

6位 タバコ代(18.6%)

7位 ゴルフ代(18.0%)

8位 ガソリン代(15.1%)

9位 映画・観劇代(14.5%)

9位(同率) 喫茶代(14.5%)

参考: [新生銀行] サラリーマンのお小遣い調査30年白書


現代のサラリーマンとバブル期のサラリーマンを比較すると、圧倒的に違うのは飲み代が昼食代を大きく上回っているところ。バブル期を経験した50代のサラリーマンから話を聞くと「3次会まで飲みに行くことが当たり前だった」「いつでもタクシー券をもらえたから、終電を気にすることもなかった」など、かなり羽振りがよかったようです。現代のサラリーマンからすれば、何ともうらやましい話ですね。


しかも、バブル期のサラリーマンは、洋服、ゴルフ、映画・観劇といった娯楽や趣味にもお金を使っているのが特徴。しかし、現代のサラリーマンは、バブル期にはなかった携帯電話代などにもお金がかかります。おかげでバブル当時よりも生活は便利になった部分があるとはいえ、当時よりも小遣い額が少ないうえに便利になった分お金もかかる……現代のサラリーマンのお小遣い事情は本当にシビアですね。

お小遣い事情はもっとシビアになるかも……!?

ちなみに、前述の「2016年サラリーマンのお小遣い調査」によると、2016年のサラリーマンのお小遣い額(3万7873円)は、1979年の調査開始以来、過去3番目に低い金額なのだとか。しかし、不安定な世界経済の影響による株価や為替の大幅な変動や日本経済の先行き不安、消費税の引き上げ等を考えると、サラリーマンのお小遣い事情は、ますます厳しくなるかもしれません。


とはいえ、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催が控えており、景気が上向きになる可能性もあります。バブル期ほどとはいかなくても、ここ数年の間で給料が増え、それに伴ってお小遣い額も増えるかもしれません。


お小遣い事情は景気に左右されがち。でも、どんな時代であれ限られたお小遣いのなかでうまくやりくりできるようになると、次第にお金の使い方がうまくなっていくものです。自分の小遣い額の少なさに悲観してばかりではなく、どうやってうまくやりくりするかを楽しみながらお金を使うことを心がけてみてはいかがでしょうか。

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